7月吉日 園長先生の言葉

塚本幼稚園幼児教育学園 | 大阪市淀川区塚本|日本のみならず、世界を視野において活躍する素晴らしき次世代育成教育を実践しています。
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banner.jpg教育講演会 感想文_r1_c1.jpg教育講演会 感想文

ようこそ、「園長の部屋」へ。教育や子供、社会や生活、その他いろんなテーマで、
塚本幼稚園幼児教育学園の園長みずからが書かせていただいている日々のコラムです。

平成23年7月吉日

学校法人開成幼稚園
幼児教育学園
園長  籠池 靖憲

園長の部屋


 日本は自由主義社会であり、資本主義であるので、その恩恵を最大にうけた優秀企業が経済団体トップに昇りつめるものである。いくら図体が大きくても国の税金を一部でも貰っている企業や、特別法で守られているような企業(公営企業や三公社五現業をしていた企業)のトップが経済団体のトップになってはならない。
 そもそも、創業時にオーナーが大活躍し、その理念が受け継がれているべきであります。東京電力とか関西電力の経営陣などのように国から特別の権限に基づく立場を与えられている企業のトップがその役につくべきではないのです。
 目にみえざる神の手“'ゴッド・ハンド”に導びかれし自由主義経済体制の中で大きくなってきた企業がリーダーとなるべきであります。倒産の心配のない半公務員的な経済体質の企業(日本航空もしかり)には、景気にあまり左右されないことをよいことに、労働組合も成長し,他の民間勤労者との格差が開いてくるのであります。
 今回の東日本大地震により、危機管理不能が露呈。昔々の船場わボンボンが商売を人まかせにしていたところ、いつのまにか屋台骨が腐ってしまって、倒産したという状況だろう。
 日本国は複雑になりすぎて、権限委譲が話題にのぼるほど、硬直化しすぎているし、決定した事柄が下々に下達されていない。もっと簡単にしなければ・・・。役所の窓口の対応、デパートの売子の対応、郵便局、警察の窓口など細分化されすぎて、どことどこが関係があり、一つ一つのセクションでは、その部署のことがら単細胞的にしておけばよいのだが、近頃の世の中はそんなに簡単なものは少なくなっている。複雑こなっても正確であればよいが、途中で人の主観が入り、増々混乱してしまう。もっとシンプル化しなければ人の子が育たない。人は基礎基本が徹底していればその上に構築するものは複雑になっても組み立てることができる。幼く、また経験不足が露呈している時に、一次方程式は解けるが連立方程式は解けぬと同じように、人間としての基本を教えずして、知らずして人としての役割は全うできない。
 次第に人々が減ってくる日本。この減少に合わせた形で単純化をしないと国としての組織も成り立たないのではないか。自然植物事象を知らずして人間は生きてゆけないでしょうし、コンピューター算電の配置が分かっていても、人自らが生物であり、細胞と細胞の単純な組み合わせ方で高度な生物に進化してきたことを忘れてしまうと、それはロボットにしかすぎない。
 人間は事柄全体を理解をして行動し、物事を解決してゆくことが出来るので、複雑すぎて断片的な事しかわからなかったら自らの理解のもと自主的・自立的に行動解決できない。指示待ち状態となるのです。
 世の中の仕組みがわからず、生きてゆけなくなった成人が多くなった。そのような人が悪の道に入ると、同じような悪人が寄り沿って悪党をつくりあげ、まとまっているがために、生きてゆくことが出来る。が、一人一人は部分部分であり生きてはゆけない。善人は一人一人独自色を持ち、一人の力で独立独歩活躍してゆくので、基礎の部分の理解が重要になる。
 この達成力を助ける友を朋党(朋友の集団)というが、悪党がこれだけ増えるというのは、世の中の理解不可能な事が増えたからであろうし、先の3月11日午後2時46分の大震災ののち、被災した人たちが、仲良く助け合って生きているのは、津波によって複雑な経路が消滅し、生きるというシンプルな事柄に集中できたし、困難な時にこそ日本人のDNAにある世界に例をみないすばらしい礼節、秩序が浮かび上がったのだと思います。
 経済政策でいえば、古典的な貨幣政策による財政出動をして、ケインズ理論による有効需要を乗数倍だけ増加させれば、景気はよくなり、そのうしろ支えとして国力としてうらうちされる国防力と外交力そして、日本人独特の勤労意識を活性化させるだけで、景気は良くなり、雇用も増し母親の安い給与をあてにしなくても、父親だけの経済力で一家を養うことができ、母親は家にいて家庭教育に力を入れることができ、親のいない間の非行も芽がつめる。離婚もでてこない。
 わざわざに、少数派の為の社会政策であるところの、生活保護政策や雇用政策、労働政策の幅と枠を広げてきたところに、日本の日本的なものを潰してきた原祝があります。
 あまりにも少数派を優遇し、そのいき過ぎで少数派が多数派を征したのが、現在の日本であります。
 わざわざに複雑にしすぎたのであり、はやくシンプルにし、本来の日本を取り戻すためには、子供たちの未来において、なんでも目標をしっかりともつことにより、努力と精進で解決し道が開けるんだという確信を持ち、そうでない人はそうでない道が待っており、それは誰も助けてくれないという一次方程式を確立した時に本来の日本が取り戻せるのであります。