平成22年1学期 園長の部屋|平成22年|園長の部屋|塚本幼稚園幼児教育学園

園長の部屋

園長の部屋

平成22年1学期 園長の部屋

 梅雨の合間、市主催の剣道大会に西淀川警察剣友会会長として臨席しました。颯爽とした凛々しい剣士たちが集合し、準備体操・練習などを先輩剣士のかけ声でメリハリのある声が会場いっぱいにこだましました。この場所に臨んでいる子達は、涼しげな顔の中にきりっとした目線を持ち、それぞれの技量を高める中で人格の向上がはかられてきます。色々な人との邂逅がありました。まず、挨拶してくれたのが立派な青年に成長した南港さくら幼稚園卒業生O君兄弟(父母も剣道をしている)次は剣友会創設当時の事を良く知っているTさん、孫さんを連れて観戦(創設後37年になる)次は昨年塚本幼稚園に教育実習にきていたYさん、やわらかな微笑の中で現在就職活動中であることと、一緒にきていた3人の学生さんが元気であることを聞きましたし、3月まで剣友会生だったWさんが見学と後輩の指導に甲斐甲斐しく応対しているのを見、皆元気にそれぞれの道を着実に歩んでいるなと感じ入りました。

 あ、そうそう、塚本幼稚園PTA OBのKさんの上のお兄ちゃんは理学部で就職が決まり、会社にてパーティーがあったとか…。一生懸命生きているなあと安心します。やはり三つ子の魂百までやなあと思います。幼稚園をとおして剣道の出会いや剣道をとおしての出会いなど、色々なところの事をとおして出会った人たちは私の考え方や生き方を知り、その中身を経験しているので絆というものが他のものより強いのだと認識しています。

 さて、現在の私自身はいつ構成されたのか。というと、山でいうふもとの部分、一番の基盤は3才~6才までのこうで形成されたのだと思います。幼き頃は海陸運会社の坊ちゃんだから、つねに近所の人の目に衆人監視されているようで、「なんで僕だけみはられるのだろう」とイヤになっていたが、道路のハシバシのいろんなところに、当時大型トラックが止められており、港には船に籠池運輸と名前が書かれていたのを見つつ、プライドというものを育てられてきたのだと思います。また、ハッピを着たいなせな若い衆が私の周りを取り囲んで危なくないようにボディーガードをしていてくれました。そして、父親は特攻隊の生き残りでありましたが反国家的な言動・行動をするわけでもなく「国運発展と国力の増強に寄与せよ」と教え込まれましたし、祖母は「武士はくわねど高楊じ」というし私の人格の基盤が構成されました。やはり、人間のキャラクター、個性は家庭とそれをうまく社会が上手につくりあげていくものだと思います。剣道大会で私が出会った1コマも家庭やそれをとりまく社会によって山のふもとの部分がしっかりとできているがゆえに結果として現出されてきたものであります。教育はまさに、この部分が重要です。教育の中身はこれが正しいと認識すれば、迷うことなく直球を投げる。その直球をまともにバットで返すことができる人間に育てば、教育の役割は終わります。私は園長として正しいと信ずるものを次代を担う子達に投げてきました。その効果は年月が経てば経つほど子達の成長を目にしたり、人様から聞いたりする中で自らの実施した教育は正しかったと確信しています。「歴史と伝統」をテーマにした教育。これが我々、森友学園の教育方針であります。これを森友学園方式といいます。

 現代社会は、何事においても「これが正解だ」と言いにくい複雑な状況ですが、私の直感と経験から幼稚園の先生方の申し出により年長組の宿泊研修旅行を変更したのも正解でした。わざわざ吉野に征かなくても能勢の地で蛍を見、マスのつかみどりをし、北極星を見ながらキャンプファイヤーができ、ザアーっと降る雨の音を聞きつつ、眺めるいくすじにも分かれる川の流れは心に「ホッ」とする空間をあげることができたし、モリアオガエルの産卵と、おたまじゃくしになるところ、そして、雨により水量が増した河川岩肌より川ガ二が避難してくるところも見ることができ、吉野の遠さに比べ近さゆえに疲労感も少なかったこと。数えあげればきりがありませんが、日々新たなり日々新たなりです。教育は流れる川のごときものですので、形としてとどまるものではなく、日々新しい積み重ねがされてゆくものですので、効果的なものを常に厳選して与えてゆくものです。毎日が革新され伝統として積み重ねる歴史というものになってなってゆく。

 又、この原稿が新聞に掲載される時期には参議院選挙の結果がでていることでありましょうか。日本国の歴史と伝統に根ざした先人たちが築きあげた、素晴らしい国柄を汚さない結果が出ていることでしょう。そう、剣道の一本勝ちのように…。

日本の凛々しさ学ぶ 剣の道 心を髙め 国を髙めよ

園長 籠池 泰典

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